患者のために働く看護師の仕事は、人のために働きたいと考えている方には大変に魅力的な職業と言えるでしょう。少し前までは女性がメインの職業でしたが、男性の看護師も増えている傾向にあります。
看護師の仕事に就くには、看護師の国家試験を受験し合格しなくてはなりません。そのためには、高校卒業後に4年制の看護大学や、3年制の看護短期大学もしくは看護師養成所で、看護に関する知識と技術を学ぶ必要があります。
卒業することで国家試験受験資格が得られ、試験に合格すれば看護師として働くことができます。社会人になってから看護師を目指す場合でも、同様に3年課程の看護師養成所もしくは4年課程の看護大学で教育を受けた後、国家試験に合格しなくてはなりません。

看護師資格は国家資格なので、全国どこでも看護師として働くことができます。看護師の活躍の場は、一般的には病院やクリニックなどの医療機関が多く、そのほかにも介護施設や老人福祉施設、訪問看護などとさまざまな施設で働けます。
看護師も人材不足が続いていることから、病院などの施設では看護師の人材確保のために独自の待遇や条件を整えていて、施設内保育所や職員寮の完備をはじめ、時間外労働の削減や有給休暇の取得などの取り組みも実施しています。
そのため、子育てや家庭との両立が図れるよう、土日祝日休みや時短勤務などと時間を決めて働けるところも多くあるので、ライフスタイルに合った働き方ができる職業でもあります。